10年で、使うカメラの額は10倍になる
Lightroomで一番古い写真の日付が2014年3月16日。
ざっくり10年。
初めて買ったカメラ、α6000をいじり倒してたあの頃を昨日のことのように思い出せるのに、10年という単位をいざ突き付けられると、そら俺もおっさんになるよな...10年...もうそんな歳か...と反芻せざるをえない。
折角なので、写真と機材を振り返っていく。
2014年。初めてのカメラにα6000を選ぶ。まだJPEGしか知らない。
SONY α6000 / 55-210mm
単焦点とRAWに手をだす。
SONY α6000 / E 50mm1.8
2016年はフィルムに手をだす。PENTAX SPはミラーアップの持病があり、定期的に底面をぶっ叩いていた。


左 : PENTAX SP / TAKUMAR 50mm1.4 / PRO400H
右 : PENTAX SP / TAKUMAR 50mm1.4 / 業務用100
初めてのリバーサルに感動する。
PENTAX SP / TAKUMAR 50mm1.4 / PROVIA100
GRにも手を出す。クロスプロセスとハイコントラスト白黒がお気に入りだった。
2017年、α6000からなんとレフ機のD610に入れ替える。D610のシャッター音、今でも最高だと思います。
Nikon D610 / AF-S micro 60mm2.8
2020年は物欲爆発。ハッセルブラッド500C/M、バケペン、X100V、GRⅢを手にいれる。


左 : PENTAX 6x7 / 90mm2.8 / PROVIA100
右 : FUJIFILM X100V
RICOH GRⅢ
2021年はメイン機をZ6へ。
Nikon Z6 / Z 50mm1.2
Nikon Z6 / Ai-S 50mm1.4
2022年は憧れのCONTAX T2。
CONTAX T2 / PORTRA160
2023年。Leica M10とSummilux50mm。
上・下 : Leica M10 / Summilux 50mm1.4 ASPH
10年前:α6000 WZK 約10万
現在:Leica M10、Summilux50mm 約120万(下取査定後約102万)
総額:計算したくない
よっぽど写真に向いていたのか(?)、10年で使うカメラの価格も10倍になりましたとさ、という話。ライカについては全く後悔していない。
再起動
最後に書いた記事から約8年。
8年もの間、写真を辞めるどころか続いており、更には機材まで増える始末。
写真も溜まる一方、残しておきたい考えや晒してみたい写真も増え、場所としてはここが最適かと思い、改めて記していこうかと思います。
ただし出来るだけ考えが纏まった物を残していく方針で、頻度は少なくとも読める内容にしていく所存です。
偉大なる諸先輩方には敵わないではあろうが、自分なりのTipsが誰かに引っかかってくれる、という程度の物を残せたらと思います。
オリジナル露出表
フィルムで写真を撮るときに重要なのが露出。
近年のデジカメならマニュアルでない限り露出は自動、ライブビューでどう写るか随時確認出来るし、そのうえやり直しが効く。しかしフィルムではそうはいかない。
・・・というわけで必要なのが露出表。
表は絞り優先で表記。PENTAX SPやライカ系が最高1/1000のはずなので、ND8使用時の目安も追加。F値も主要のものまで。
フィルム感度も1600まであるので、大方のフィルムにはフォロー出来ます。
実績はネガ5本、リバーサル2本、白黒1本。
写りは極端に暗い場所でない限り、バッチリ。シビアなリバーサル、白黒もOKでした。
PENTAX SP / Takumar 50mm f1.4 / Velvia100
PENTAX SP / Takumar 50mm F1.4 / NEOPAN ACROS100
PENTAX SP / Takumar 50mm F1.4 / PRO 400H
EF50mm F1.2とかいうじゃじゃ馬
標準レンズといわれる50mm。
そんな中、個性強めの面白いオーラ放ってるのはEF50mm F1.2。
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覗くと、筐体内許される限りガラスで埋め尽くされているの面白い。
強烈なボケっぷりでした。ボケというより、溶ける。
その反面、コントロールが難しい側面もある。
EOS 1D X / EF50mm F1.2
解放ばかりだとにじむんでしまう。ピントが薄すぎて、ピントから遠ざかるにつれにじんでいきます。二枚目なんかグルグルボケが。
こういった悪癖も含め、このレンズの個性と思われる。
...と文句を垂れつつ、上手くピントを捉えた時の写りはやはり圧巻で、F1.2という明るさは感度稼げるのが便利。
そういやキヤノン、F1.0というアホ大口径レンズ、作ってたんすね。
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いかんせんレアすぎて、拝むことはないだろう。